ブラジリアン柔術とは?
ブラジリアン柔術(以下 柔術)は、寝技中心の格闘技です。柔道に似ていますが、柔道のように投げ技で一本勝ちがなく、関節技か締め技での一本やポイントによって勝敗を決める、ゲーム性の高さが特徴です。
また、パンチやキックなどの打撃技が禁止なので、ケガを最小限におさえられます。さらに柔術は寝技に特化しているので、柔道のように投げられてケガをするリスクも低いです。
ブラジリアン柔術の歴史
20世紀前半、日本の柔道家『前田光世』氏がブラジルに渡り、柔道を教えたことがブラジリアン柔術のはじまりです。このとき柔道ではなく“柔術”として伝えられたため、【Jiu-Jitsu】としてブラジルに広まりました。
元々は柔道でしたが、ブラジルで独自に発展し、柔道とは全く異なる技術体系を確立しました。現在では、“ブラジリアン柔術”または“BJJ”として世界各国に広まり、競技人口が年々増えています。日本では、1997年に日本ブラジリアン柔術連盟が発足。日本中に広がり、現在では、全日本選手権など各種大会が各地で開催されています。
ブラジリアン柔術の魅力
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学ぶ楽しさがある!
柔術は、体格や力よりもテクニックと戦略が勝敗を左右するスポーツです。大人になると同じことの繰り返しで新しいことにチャレンジする機会が減ります。しかし、柔術をはじめることで、新しいことを学ぶ楽しさと上達を実感できる喜びを感じることができます。
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健康になる!
運動を続けるのはなかなか難しいことです。しかし、柔術をはじめると、仲間と一緒に練習できるので、通っているうちに自然と運動習慣が作れます。柔術は全身運動なので、運動不足を解消し、筋力や持久力、柔軟性といった体力を高めることができます。さらに、ストレス発散にも役立つので、肉体と精神の両面から健康的なライフスタイルをサポートしてくれます。
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生活に「ハリ」がでる!
柔術の練習は、“非日常”です。人を引っくり返したり、抑え込んだり、関節技や締め技をかけるなんて日常ではありえません。このような“非日常”が、大人がハマる理由になっています。柔術という非日常の中で、相手にやられても「次はどうやって防ごう」と考える楽しさ、練習していた技をうまくかけられた時の達成感、このような感情が多くの人をひきつけているのです。「今日仕事で練習に行けなかった」と残念がる人がいるのも、うなづけます。そして、非日常の場所があるからこそ生活にハリが出て、仕事や家庭などの日常にも良い影響を与えてくれます。
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仲間ができる!
練習を通じて仲間と切磋琢磨し、共に上達していくのが柔術です。その過程の中で、仲間との絆が深まり、友情や信頼関係を築くことができます。この関係性は、仕事仲間などとは違ったものです。むかし小学生や中学生の時、一緒に楽しく遊んだ仲間のような存在です。共通の趣味や目標を持つ人々とのつながりが、生活をより充実したものへと変えてくれます。
BuenBJJとは?
BuenBJJ(ブエンブラジリアン柔術)は、さいたま市岩槻区東岩槻にある国際連盟に認定されたブラジリアン柔術アカデミーです。
BuenBJJでは、柔術の練習を通して、学ぶ楽しさ、身体を動かす心地よさ、一緒に汗を流す仲間という新しいつながりを提供しています。
生活の中で、うまくいかないことやいろいろなしがらみがあるかもしれませんが、ブラジリアン柔術に取り組むことでそのようなことを忘れ、「今日も一日良い日だった」と思って帰っていただければ嬉しい限りです。
また、「格闘技未経験でも大丈夫?」と心配する方がいますが、BuenBJJでは90%以上が未経験からスタートし、また年代も30代、40代の方が多いです。未経験でも、また性別や年齢を問わず柔術をはじめられるので、安心してご参加ください。
健康のため、護身のため、試合で勝つため、趣味として、いろいろな目的を持った人たちが集まり、柔術を学ぶことで、お互いにエネルギーをもらえる場がBuenBJJです。
日々の生活に、ブラジリアン柔術という“新しい刺激”を加えてみませんか?生活が、ガラッと変わりますよ!